連日3ヶ所にいのちとこころの花育®️に伺いました。
早いもので4年目に入った花で元気プロジェクト、農林水産省 北海道花き振興協議会の事業です。
八雲町の町内のみなさまとマリア幼稚園さん。0歳から5歳まで3クラス。みんな、元気!
帰ってすぐ、札幌市 札幌子ども専門学校さん 親子と専門学校一年生の学生さん
そして、昨日は、札幌市 障害をもつこどもさんを預かる 子どもデイサービスなごみさん。
来月は三回ワンクールで年令幅を越えておじゃまする。
人材育成を兼ねて現場を見てもいただく。
こちらの施設長さんは、現在いのちとこころの花育®️を子どもさんや、保護者の方々に施設で日常的に提供したい、と、自ら花育の勉強を始められました。
娘さんもいっしょに来年から施設の職員として勤めるとのことで、施設長さんと花育の勉強を始めました。
その娘さんが、上記の専門学校の学生さんだ、と伺い、驚き、スタッフとして、専門学校の花育に参加しました。
更には、来年度マリア幼稚園さんの職員研修に伺う予定ですが、中でもまた来てほしい、と熱心におっしゃって下さった職員さんも、札幌子ども専門学校卒業生だと伺い、驚きました。
めぐり巡る流れの循環を感じ、これでいいんだなあ、と、理由もなく安堵感にひとり浸っていました。
巡ると言っても、日々のちいさな関わりのささやかな暮らしの中で、壮大さや、ダイナミックさや、華々しさのない、
相手の日々の生活の中に伺い、
話を聞き、花と生活して感じてもらい、
感性、創造力、共感力が育まれるきっかけに花といっしょにひととき共生していただく。
私の花育のすべての本質は、現場にしかない。
そして、花と人との交流が、なによりあたたかく、心に沁みる。心が柔らかくなる。
ひとりひとりに向き合うコツコツとした仕事だけど、なんだか、しらない間に18年も続いたんだなあ、と。
続いたということは、私の無意識に意思があり、たくさんの人の協力や支えがあったなあ、と。
みんなの生活が私の生活にもなり、ずっとこんな風にめぐり巡って、積み重なり年輪のように、歴史や経験になって、今、人材育成をしている。
現役でいるうち、とのくらいの方々を人を花で育むきっかけを作れる本物の花育講師として育て、周囲の人に送り出せるかなあ、と、
ふと、そんなことを考えていた。
森直子