以前、お世話になった先生の、研究室の花展。
胸を打つ、素晴らしい作品の数々。
特に先生の、作品の前にいると、目頭が熱くなりました。
他会場で、別の研究室作品。
池坊の、敷地内は、とても落ち着く。
頂法寺
道場
不動王
宗匠、池坊専永著
最新刊を買った。
ひとり、読みながら涙が溢れて止まらなかった。
「いくつになっても心のまま、あるがままに、相手を必死に思えばよいのです。本音であれば、雑念はきれいに消えてしまいます。
…
真剣さを、みっともないと言われようと、ありのままの心を素直にだしていったほうが、相手には通じるものです。
…
身動きがとれずにいいかげんでお茶を濁すより、悪者と呼ばれても、自分に正直に生きたほうが、美しいものです。」
美しいとは何か、
美徳とは何か、
ほんとうの作法とは心。
自分を見つけるとは、いのちある己の姿を知ること。
人の心の本質を、花を通じて書かれた本で、夢中で、一気に読みました。