ふと、なんの気なしに
あ、こうしよう、
あ、これ持っていこう、
あ、この人、
などと浮かぶことがある。
そのほとんどはあたっている、もしくは必要、
いけこみの時は、あつらえたように場にぴったりあっていたり、
プレゼントなどの時は、その人がちょうど必要なものだったりする。
強く絶対にでもなく、
頭だけでひらめくようなインスピレーションという感じでもなく、
内から湧きあがってくる感じでもない。
なんとなくそう思うような意識。
それを直感や予感と呼ぶのかな・・と最近思う。
目に止まったときに手にするときもあるし、
なにか感じるときもある。
私は運転にナビをつけない。
普段時計もあまりしない。
なんとなく行っても、
ピタっと目的地前に時間どうりに到着するときと、
迷ってなかなかたどり着かないときがあって、
それで、だいたい感が冴えているか、曇っているかが
わかる指針にしている。
人に迷惑になるときは調べて地図をみて、時計をする(笑)
今日は整体へ行った。
お陰さまでどんどん良くなってきた
体が滞ると、他が連動し、感が鈍り、
頭脳だけで簡単になんとかしてしまう癖がつく。
迷ったら、「最後は直感」
といつも思っている。
数年前
息子が高校の受験校にずっと悩んでいて、
最後の最後まで迷って、明日提出だという時も決まらず、
提出の前日、息子と二人、
ずっと夜中まで向かい合っていろんな話をした。
いろいろなことを想定しながら、真剣に二人で悩んだ。
結論はいくらなにをしてもでなかった。
最後の最後、息子にこう言った。
「頭で考えるのをやめて、首を思いっきりこうやって振って、
ストップって言ったら、振るのをやめて、
その瞬間に ぱっと浮かんだ学校を言ってごらん。」
「え~・・・?そんなんで進路決めたら困るしょ。」
「嫌だったら別にそうしなくたっていいんだから、ちょっと試しにやってごらん。」
素直な息子は何分間か思いっきりちぎれるくらい首を振った。
「ストップ」と言った。
彼は止まった。
彼は学校名を言った。
その学校は、彼には合格が難しい学校だった。
でもなぜか彼は自分に納得したようで、その学校名を書いた。
そして、彼は合格した。
それが自分にとってよかったのか悪かったのか、
それはずっとずっとず~~っと後になってみないとわからないことだろう。
でも彼は、
自分を信じることはできたのではないか・・と思う。
久々にユーミンを聞いた。
昔友人のアマチュアバンドに頼まれて、ボーカルデビュー(笑)したときにユーミンの曲だったのを思い出す。
「昔話をするようじゃ、年だね。」と息子が言った。
ふん、と思い(笑)
「そんなことないもん。」と言ってみた。