今日は花の研究会を開きました。
「葉蘭」の生花(大自然の生い立ちを法則で生かしていける花)
です。
今回は「出生」についてをお話しました。
それは、日本の深い洞察美でもあります。
伝書には
「輪のそむきたるもの、又はうつろいたるを死といふ。
枝葉も同様。出生の体に叶ふを生といふ。」
とあり、
これは、現実に生きているものでも、扱い方によっては死んだものになるという意味です。
体に叶うとは何かと言うと、
本来ある姿形を生かし、見定めていけることです。 =適材適所のことです。
出生=本性のこと。
それを生かすためには、
成長の過程において示す根源的ないのちの秩序ぎりぎりの条件。
それを省略や誇張で摘出することです。
草木の究極や極限に本性が現れ、いのちの真実の言葉を聞けます。
人とおなじですね。
それを見定めてその心を感じ取るとき、
私たちの臨機応変の境地が開かれていきます。
そして生かすのが、生花の表現です。
というような説明をしました。
そのあとは講師会。
ちょっとわくわくする計画もありつつ・・
実現するといいね~と話していました。
2月に入り、春へ向かって教室の資格取得のご入会の方や見学の方が
日々いらっしゃいます。
2月から新学期のお申込みはここ数年で初めての経験です。
年明けからコツコツとみんなで活動していましたが、
花仲間が増えるのはとてもうれしいです。
これからたくさん一緒に勉強して、
一緒に社会で活躍したいな。。