地球は矛盾の中で生きているいきもの。
陰陽、生死、NS 男女。
時と循環の中で
その矛盾はバランスを取りながら
調和と進化を繰り返し、
大きなことも小さなことも
変化し続けているのだろう。
それが、いま生きていることとも思う。
人間が大自然を恐れることが必要以上に起こると、
必要以上の不安を呼び、バランスが崩れ、
それが無意識の領域で現実化していく可能性を秘めている。
まるで親と子の関係のように
自分は大自然からできていて、
その一部であるという信頼感と、
大自然とつながっている感覚を取り戻すことと、
崇拝ではなく、大自然を敬う心が
いま、必要と自分自身、感じる。
そして、
風に揺れて揺れて揺れ動いて、
極端から極端にぶれながら
風の中でも動じなくなる時がくるのだろうと、
大雪山で作品写真集の作品を制作した時と
同じことを、今感じている。