今日は稽古。
毎週1回しかないので、普段は自主勉強。自分に任されます。
いけばなの世界は
一生かかっても果てしなく終わらない、というゴールのない前向きなあきらめから入ります。
恋愛も魂も一緒ですね。
550年かかって確立したものをさらっと知ることはできても、
すべてを体験して深く学ぶことはできませんし、
常に新しいものも同時進行で増えていきます。
終わった、と勘違いしてしまったらすべてが止まります。
永遠に続いて、そしてまた次につながっていき、また歴史ができていくのでしょう。
自分のしていることは長い長い歴史の中の
ほんの今の一瞬で
ちっぽけな点のようにも思えます。
終わらせようと躍起になると続かなかったりします。
くらべず、躍起にもならず、あきらめもせず、
しつづける。
なかなか感覚でそうなれるようになるのはむずかしく、
そんなちょっとづつの繰り返しの修行の日々です。