毎年28日にしめ飾りと迎春の花を家に飾っています。
今年は松竹梅と万年青(おもと)で、正統派でおごそかな感じでしたが、
来年はこんな風に実がいっぱいで、大変おめでたい感じになりました。
飛騨高山の風習で餅職人さんが創る「花餅」、金柳、蛇の目松、千両、糸菊。
糸菊が繊細でとても美しい。
千両も葉もキレイで鈴なりです。
今年一年、
ブログを読んでくださった方、コメントやメッセージをくださった方、立ち寄ってくださった方、
励まされ、勇気づけられました。
感謝いたします
振り返ると今年は
尾てい骨の骨折から始まり、右腕が上がらなくなり、
秋には腰が思いっきりずれて、整体通い、歯医者通い、と
自業自得な体を、
改めてメンテナンスして整える一年でした。
そのことで、陰でいろんな方にお世話になりました。
ありがとうございました。
そんな中、
京都でのいけばなの研修学院入学、個展、花育、花育遠足、教室花展、教室の改正
舞台のいけこみ、新講座、HPのリニューアル、
執筆、音楽とのパフォーマンス、オフィスへの花生け込み、
講演、お花詩会、講習会、桜の会、
などなど、
みなさんのおかげさまで、新しい花の分野に挑戦できました。
そして、
日々の日常稽古も通えました。
生徒さんが育って活躍してくれたことや理解を示してくれたことが、
大きなチカラとなりました。
お客様、生徒さん、陰で支えて応援してくださったみなさま、
仕入れの問屋さん、鋏職人さん、先生、関係組織のみなさま、
叱咤してくれた方、お手伝いしてくださった方、
心配してくれた方、
わがまま言って無理をしてくれた方、
いろいろ付き合ってくれた友人、
両親、家族。
いっぱいいっぱいいろんな場所で出会った方、
その力のおかげさまです。
とても感謝しています。
ほんとうにありがとうございました。
7月には 北海道新聞に 今までの活動
を一面いっぱいに大きく記事で取り上げていただきました。
いままで関わってくれた、いろいろな人の顔が感謝といっしょに
走馬灯のように思い出され、
ここまで続いてこれたことが奇蹟だと思い、号泣しました。
埼玉テレビでも、去年の「Dアンビシャス」の放送が流れ、
感動した、とのお電話を埼玉の方からわざわざいただき、
とてもうれしかったです。
そして、現在発売中の「別冊HOウーマン」、には、
ほんとうに素晴らしい個性的な仕事をなさっている女性の方といっしょに掲載していただき、
自分ではない人を見ているようで、
身が引き締まる思いでした。
このようなことでいつも一番うれしいのは、
ずっと仕事をしてきた中で、
大変なときを、長年支えてくださったり、応援してくださっていた方が
読んで喜んでくれる顔を見ることが
私にとって、特別にうれしい瞬間でした。
ほんとうにありがたいな、と思いました。
来年は
今までのことと並行して、
植物の効能や薬効の勉強を増やしました。
花育の紙芝居もリニューアルして、花育講師で現在活躍している講師に配布します。
今までにない概念の花の講座も NHK文化センターで開校します。
全国花育推進協議会の来年のモデルとして、事例を残します。
池坊550年祭もあります。
花農家さんでアルバイトもしたいと思っています。
ご老人への花育も増えます。
私的には、
たまたまのご縁で
一度はいってみたいと思っていた私の先祖の故郷、四国の香川県へ、産まれて初めて連れて行っていただきます。
どんな場所なのか、とても楽しみです。
切り花といっしょに仕事をして暮らしているおかげで
自然治癒力も生命力も感情もなんとか維持でき、
自然は私を守ってくれているような気がします。
そんな花のよさを伝えたいし、
もっと気軽に暮らしに活用していただきたいな・・と。
そして、今まで一緒にいてくれた花たちに報いるようなことが
できたらいいな。
日頃、ぼーっとしていたり、あわてていたり、ちょっと感覚が違ったり・・と、
ハタ迷惑をかけ、失敗体験の連続な私ですが、
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
今年、日本、そして世界中でさまざまな出来事がおこりました。
心を痛めることも、悲しいことも、ありました。
どうぞ、みなさまにとって、
愛に満ち溢れ、心穏やかな新年をお迎えになられますように
お祈りいたします。
今年もありがとうございました。
ブログにて一年のお礼に代えさせていただきます。
森直子