昨日はNHK文化センター。
桃の節句の花をいけました。
夜は、桃と菜の花で教室でした。
節句は明治6年に廃止されていますが、いまでも風習として残っています。
1月7日は七草
3月3日は桃
5月5日は菖蒲(昔はよもぎも使いました)
7月7日笹
9月9日は菊
どれも植物を飾り、嗅覚、視覚など五感を使って、
邪気や悪気、気を整えることで健康に暮らすための節目でした。
桃の節句には人形を作り、体をなで、河に流す風習があり、今でも流し雛になっている地方もあります。
神社で6月と12月などに、紙の人形に息を吹き込んで燃やすということも邪気払いですね。
桃の花は中国の花です。
アジアの国はとても趣がある農耕民族だったのでしょうね。
戦後、産めよ増やせよ、という言葉がありましたが、
女性にとってお産はいのちがけでするもの。
男性と違って
卵子は1か月に一つしかありませんし、
女性は道具ではなく人間。
従軍慰安婦問題もそうですが、
もし、自分の娘がそうなったらどう思うでしょう。
この価値観が続いて、現在に至り、産む人も減り、
少子化になったのかもしれないな・・などふと思い、
原爆の地、広島市を見てきていのちとこころは道具ではないのだと
慈愛と感性、そして調和と平和へ向かうことを再認識しました。
自分にできることは花で人を人と感じるこころや感性を養うことしかできないので、
こつこつと、いのちとこころの花育を、これからもしていきます。
男女数人でルームシェアをしている友人の若い子たちから
「せんせー、一度遊びに来てくださいね~」
と言われ、今の若い男性は感性が素晴らしいなあ、とも思いつつ、
明日、女の子の節句のお祝いを迎える今日、
娘のお婿さんには、女性を産む道具や
家政の道具や、癒しの道具と思わない、人として豊かな感性の人が来ますように・・と
切に願う今日この頃。
春の新講座は、3月1日より受付中です。
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