今日は月に1回花を愛でる「さくらの会」。
自分と花作品との調和のおはなしを少しさせていただいたあと、
啓翁桜、黄色のアイリス、オクラレルカ、小菊、を皆さんといけました。
著書「KIRIBANA-北海道の大自然と切り花の生命」を一緒に2年担当して制作してくださった、桜の風情がお好きな、エイチエス㈱の斉藤センムさん(写真いちばん右)
体全体をつかって(スポーツ?)感覚で桜をいけられていました。
真剣です。
今年、札幌大学で授業の一環として「いのちとこころの花育」をさせていただく予定なのですが、
その担当の荒木先生もご参加くださって、とても素敵な作品に。
膝の手術をしたばかりの方も、足をくずしながらも精神を統一して自然と微笑んでいけられていました。
それぞれに感性あふれる作品ができて、
しばし鑑賞。
みなさん数分間無言でなにか花から感じていらっしゃいました。
いけられた皆さんは気付いていないかもしれないのですが・・・
みなさんの顔は花をいけたあと、
自然な優しい顔に変化していました。
そんな表情をみて、私はしあわせな気持ちになりました。
最近華道が男子に人気!という記事を見ましたが、
男性が真剣に花をいけている姿は凛々しくてとても素敵といつも思います。
各自持って帰ったあとは、今度はその作品を身近な人と分かち合って、
桜を見ながら優しいきもちを周囲に広げられてはいかがでしょうとお話しました。
とっても楽しい時間でした。
ありがとうございました。
次回は、4月20日 19:30~ エルプラザ 3階和室です。
「春らしい花がいい~」とのお声がありましたので、
春らしい、木に咲く花とあたたかい花をご用意します。
またいっしょに花を愛でにいらしてくださいね。
おまちしています。