やっと雪も殆んど溶け、庭の土も見えてきました。
庭には、越冬(北海道ではそう呼ぶ苗があるのです)する多年草が多く、
雪の下でクリスマスローズの葉や、ラベンダーの葉などは青々していました。
冬の間雪が降ると2月あたりは庭は大きな滑り台のような雪山に。
その季節に雪山に登り、庭のいつもは届かない背の高い樹を、剪定するのが恒例です。
庭は自然体に生えていて、ここの環境の土と相性が良いものだけが、ずっと残ってゆきます。
私の好きなしたいように手を入れて庭を創っています。
今日は、庭中を掃除したり、枝を切ったり、テーブルを出し、
雪の下で植物たちがどうなったかを、くまなく観察。
さて、今年はどんなふうに創ろうかな、といろいろ巡らせます。
生徒さんたちも毎年アトリエの植物たちを楽しみにしてくれています。
ちょうど今読んでいる本(ものがわかるということ 養老孟司 祥伝社)、に、
「自分は探すものでなく創るもの」
「知識や教養は反復し、身につけるもの」
等など、
花を創るときやフラワーメソッド®と共通する考え方や向き合い方が、書かれていたりして、
何を創っても同じなんだな、などと妄想しながら読み進み、
時代の変化を感じていました。

毎年もう何十年も冬は、ひとりの時間を創り、冬眠するのが習慣で、
昨年はそれができなかったので、今年は少し自分らしい冬を過ごしました。
私にとって、冬眠の時間は、自分を創る大事な準備の季節です。
やっと北海道も春になり、冬眠も終わりです。
森直子