日頃お世話になっている宮下周平さんの新刊をお贈りいただき、早速拝読しました。
-世界の困難は人間知の計らいから来ている。目先の現象しか見えない我々は、知恵あるかのような判断を下し、実は目に入らぬ大自然の営みを瓦解させてきたのだ。
「地球を救う」、「自然を守る」とかの尤もらしいスローガンは、人間の傲慢からきているのではなかろうか。人類が早晩滅びても、地球は滅ぶまい。-
-宮下周平氏「倭詩」170P抜粋
(抜粋の切り取りなので前後がないと勘違いする場合もありますので、ご一読ください)
(抜粋の切り取りなので前後がないと勘違いする場合もありますので、ご一読ください)
わたしも常日頃そう思っているので、
宮下さんが書いた、ということで、
わたしだけではないとほっともしましたし、勇気が湧きました。
生があってこその死、死があってこその生がある、仁愛。
そこには境がない。
あまりにもあたりまえすぎて忘れている大切なこと。
頭でわかっていても、難しい生命の哲学。