新潟三条です。
鋏を作る過程をみた。
工場は鉱物の山



石炭
などなど
機械も鉄
コークスで火をおこし、
鉄を赤くして
鉄で打つ。
磨く前は質がよくわからないので、削る火花で良し悪しを見分ける。
手の感覚で淡々と熱いうちに打ち、冷ましまた打つ。
たくさんの道具もあり使い分ける。
大まかに形をつくり、細部を何度も仕上げる。
5時間で二丁。
鉱物には鉱物で削る。
軟らかな質感が
さらに鉱物らしい風合いになる。
形押しの鋏とは全く違う。
薄いビニールも切れるし、太い木も切れる。
職人さんの手は
魔法の手のようだった。

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