クリスマスのさなかにちょっと早いですが、
今週はしめ飾りをみなさんといっしょに手作りしています。
講座の中でお話していますが、
その由来と意味は、
「天の岩戸に隠れた天照大神を岩を引き出して連れ出し、その周りに縄を引きめぐらした。」
という神話から来ています。
「しめなわ」は注連縄、または標縄と書かれ、
内外の境界線のしるしとして、神前や神事を行う場所に張るときには
ここからは清浄な区域です、ということを示すものとされています。
新年の戸口に張るときには
災いや不浄が内にはいらないように、との意味が込められます。
すべての物事の改まるあたらしい年を迎えるにあたって、
年神様(正月様)や氏神さまをお迎えするお正月の祭りごとに
飾られているとのことです。
天照大神を実際に見たことも、会ったこともありませんが、
神話は人の情感あふれるものがたりで
想像を掻き立てますね。