今日は、北海道倫理法人会主催 竹村亜希子氏「易経」講演会に花を添えさせていただいた。
易経は「時」の変化の道理を学ぶこと。
時とは、そのときにぴったりの行動や言動のことで、
時間、場や状況、位置や社会的地位。
兆しを読み、自分の流れを見る、
占いとは別次元の自分解読方法。
陰陽の思考と龍の例え話で解読していく。
拝聴していると、
今の自分の大局や、
日常の細かなことの立ち位置がみえてくる。
「人はうまくいっている時のほうが、失敗している率が多い」
「時流を追いかけるものは時流とともに滅びる」
とても面白いお話だった。
ただただ易経の広大な世界が好きだったとおっしゃる竹村氏。
私もただただ花の広大な世界が好きで
続けた。
というよりは、
深く考えていたら、途中でとっくに辞めていただろうと思う。
花の世界の歴史は長く、
その世界に入る時は「志」からはじまり、
知れば知るほどに「挫折感」が生まれてくる。
600年の膨大な歴史を一生かかっても
技術をすべて会得することはできないから。
一生足りないまま終わることに気付く。
それでも探求するのは、なにか花に「魅力」があるからだろう。
どんな世界でも、今も残って応用されて使われ続けている、
先人の知恵や研究は本物だと思った。