創作表現はコミュニケートと感じる。
自分をアピールするでもなく、
すべて周囲に合わせることでもない。
講演会や舞台で花を即興で生け込む時、
場の雰囲気、中心人物、テーマ、
お客様の層や嗜好、
主催者の意向、
たくさんの要素が絡み合う。
それらを一度溶かして、合わせる。
そこに自分が自然と入る。
そんな、
なにもない感覚で、
一瞬で勝負する相撲とりのように花を生けている気がする。
終わったらしばし虚脱。
たいして動いてもいないのに
暑くて汗もかく。
春に出版した書籍「KIRIBANAー北海道の大自然と切り花の生命」
が雑誌「月刊フローリスト」に紹介されることになった。
イベント告知は掲載していただいたことがあるけれど、
昔から毎月読んでいた、花の雑誌に
じぶんの作品を収めた本が紹介されることは、
とても光栄でうれしいと思い、
励みになった。
昨日は有料老人ホーム「ネクサスコート 真駒内」に伺って、
館長さんや職員さんと打ち合わせ。
花育会のメンバーが講師となり、
月に一度 花をみなさんと楽しみに通うことになった。
お話していて、
切り花の生き物としての力はやっぱり凄いと実感した。
最近講師派遣業務が多い(笑)
みんなが育って、社会で活躍してくれるなんて、
昔は夢にも思っていなかったな・・。
適材適所に私がいなくても廻っている。
それぞれがそれぞれの持つ特徴や性格を生かして、
活躍している。
花育会を続けていくにあたり、
さまざまなことがある。
稼ぎ頭の私は
今日もバタバタと働く(笑)