昨日小学校の父母と先生の会の代表から
お手紙が届きました。
先日の講習会のお礼のお手紙でした。
内容を読んで、ここまで感じとって下さったのかと思うと
感動しましたので、
この場をお借りしてご紹介させていただきます。
以下抜粋します。
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「花育」という言葉自体初めて聞く学級生も多い中、
40名中33名の参加という大変高い出席率で、
子供を合わせると76名の参加となり、
興味関心の高い中での講習会でした。
私たちは日々心にゆとりがないと、
なかなか「花」に接すること自体ができないでいることもあります。
そんな中、花の命はは切り花になっても続き、
見る人の心を喜ばせたり、悲しみを癒したりすることで、
花も自らの命を喜んで全うする、
という先生のお話に大変感動いたしました。
花の命のエネルギーを、私たちは知らず知らず「綺麗」「可愛い」
などの言葉を発しながら感じているのだなあと、改めて教えていただきました。
実技終了後に作品を並べた光景は、生けた人の思いと生命の力があいまり、
「圧巻」というほかはなく、見た人みんなが元気をもらったことと思います。
本当にありがとうございました。
ご参加のかたからの感想抜粋
・いつも花束などをいただいても、私は枯らしてしまうからと愛情もかけず、
綺麗だなとはおもっても
ぞんざいに花瓶にさすだけ、という状態でした。
切り花を「生きている」とは認識せず、枯れ、滅びるものとしか思っていませんでした。
今日この講座で傷があったり折れたり曲がってはいても、
どんな花も自分の力で生きているのだ、と実感できました。
単なるモノとしか見ていなかった見方が変わりました。
・当日は体調が今ひとつだったのですが、お花を生けているうちに元気になってきました。
新鮮で元気な花に触れているうちに楽しくなって、エネルギーをもらえたのだと思います。
「お花のお顔をよく見て、思うまま。形にとらわれずに」
と先生がおっしゃったのが印象に残りました。
・子供たちがおとなが思いつかないような想像力を持っていることに感動しました。
・小さいころは切り花が苦手でした。
どうしてハサミで切ってしまうの?とてもかわいそうに思っていたからですが、今日先生のお話を聞いて
「生ける人の手によって花は新しい命を生きる。それが切り花」
という言葉に納得しました。
・花は切り花になっても、どんな状況であれ、見る人に喜んでもらえたら、喜んでその命を全うする。
そんなお話に、今まで枯れて捨てる時の罪悪感が嫌で遠ざかってきた花との距離が
いきなり近くなったように感じました。
ひとりで生けているときも元気な花にパワーを感じていましたが、
最後に全員の作品が並んだ光景は、生けた人それぞれの思いと花の生命の力があいまり圧巻でした。
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読んでいて、
この文章を書いた方達の感性は素晴らしいと感動しました。
素直に感じるこころは
美しいと感じるこころを磨く。
そう思いました。
お呼びいただいたことに感謝いたします。