個展が今週土曜日からと近くなってきました。
ひとつひとつ人の力をお借りして準備をしています。
ありがたいです。
先日、体が動かず
ずっと寝たきりの方が会いたいとおっしゃったので、
飛行機をとり、行った時、
人の力を借りてでしか生きられない姿を見て、
これはこれで周りの人を幸せにしているんだな・・と感じて帰ってきました。
もうこれで最後かもしれない、そうおっしゃってもいました。
働かざるもの食うべからず、
人に迷惑はかけるな、と
3歳くらいの頃には、旅館だった家の手伝いをして、
親にそう言われ続けてきたわたしは、
遠慮して、あまり言えません。
(甘えてもいいほんの数人以外。
該当者のかたは当たり前のように甘えてしまいごめんなさい。笑。)
無理してしまったので
年末に尾てい骨を骨折し、
右腕の筋肉を痛めたまま、麻痺させて仕事をしていたので、
今もメンテナンスに通っています。
腕のいい、整体師さんのおかげさまで少しづつよくなっています。
昨日は、自分でやろうと思っていた会場の装飾を
お知り合いの方に思いきってお電話してみました。
餅は餅屋。
事情を話したら、こころよくお引き受けいただいて、
なにかのときにつながればいいね。と言ってくれました。
なにかのとき。
それは、保険のような感じではなくて、
いいときも悪い時も普通のときも
時の可能性のように思えます。
なにかのとき、
は
ふとしたときに突然やってくるので
普段からゆとりや余裕をもって
柔軟でいたいな・・と思います。
今日は現場の下見。そして準備。
室蘭や名古屋からきてくださると聞くと
うれしい気持ちと和む気持ち、
身が引き締まる感じがします。
作品はいつも私のこども。
例えて言えば
今回は自然に任せたお産をしようと思っているので
陣痛促進剤を使わずに
自然に
安心感と歓喜の中で
作品を菩薩のように産みたいな。
ひとりで産むので無精卵。
最終日の嵯峨治彦さんとのライブは有精卵になります(笑)
きっと
安心感と信頼感のなかで、なんの抵抗もなく
スルッと作品がでてくると思います。