北海道も春爛漫。雪の下にあった根っこが伸びて花が一斉に咲きだしました。

 

現在、2月から札幌の花き卸売市場㈱秀芳生花様での新人研修をさせていただいていて、
ずっと研修の組み立てを考えながら、ふと、
私は新人の頃からどうやって今まで仕事をしてきただろうか、
改めて、
仕事ってなんだろう、
社会人てなんだろう、
社会に出た頃から今までに変化してきたこと、ずっと変わっていないことってなんだろう、
等々、普段考えないことを考え整理するきっかけをいただいた気がしていました。

 

 

激しい動きやスピード感、寝ないで時間を創った欲張りな40代と今は違って、
当時生徒さんから「見たら吐き気がする」と言われていた手帳の真っ黒で分刻みのスケジュールも、
メンテナンスや休みも仕事のうちと一昨年からはゆとりを持つようにもなった。

40代

野外音楽ステージ

 

家庭環境も小さな子供たちを抱えていた3,40代とは違い、時間(=命)が自由になっています。

相変わらず誰かのためになら、どこか調子悪くても、痛くても、骨折していてもなぜか動けますが、
よほど以外はそれをしないように気を付けています。結局後でツケが待っていることを知ったから。

 

 

仕事ってなんだろう、と考える時、私の中では、生活も社会的なことも、子育ても、家のことも全部包括している。
誰かを主体としてすることは全部仕事感覚。

想いのある大人が、想いを形にし、それが綺麗事だけではない社会となんとか溶け合って、
誰かの需要を満たし事に仕える「仕事」となって、
社会の一部としての役割を持ち、働き、時間を使い、自身の生活と循環して、更には一体化して融合してゆくような感覚。

 

50代

 

そんな変化し続けるなか、私の変わらなかったものってなんだろう、と考えた時、
多分向き合う「姿勢」に気を付けてきた気がする。
花の稽古で一番大切なことは「向き合う姿勢」だと、様々な師匠に教わってきたからこそ、おかげさまで若いころからの稽古で、出来なかったものが長い間に自然と身に付いたものと思う。

 

 

 

 

教室のお子さんたちも、小学生が中学生へと進級したり、目覚ましい成長。

note にも書いたが、次へとこちらが促されて進んでゆく。

 

もう中学生

 



 

 

 

今月は四国の愛媛県へ伺います

以前、福岡で花育講座を開催した際に、愛媛から妊娠中にも関わらず来て下さった方が受講して下さって、
自立して10年花育活動をして、活動を10年続けた時点で疑問や不明点があり、いろいろ学んだ末に、
私に相談して下さったことがきっかけで、
彼女は初心にかえり大人向けの花育を勉強し、合格しました。

大人になってからの勉強は、したら終わり、というものはあまりないように思います。
終わりが始まり。

10年経たないとわからないことがあります。続けた人にしかわからないことも多いです。
花育もそうです。
彼女がとても真剣に真摯な姿勢で取り組んできたことは、質問内容ですぐにわかりました。

現地では新しい志をおなじくする仲間たちや、花で自分自身を見つめたい方々へと方向性や指針を提示できること、うれしいですし、
私のほうが生かされていて感謝しかないです。
現地での活動のサポートもしてくる予定です。

その頃の福岡での花育のようす

 

うちは私のポリシーで組織化はしていません。
それは自分の脚で歩いてほしいという願いから。

日本の全国各地域で、卒業生たちはそれぞれの感性で、それぞれしたいように、自分のカラーを出し、自立して活動していることが、誇らしく感じています。
目に見える形でつながっていなくても、
根底に流れるものは同じと、いつも心の中で応援しています。

そんな想いのなか、久しぶりに卒業生の方のHPを拝見し、ほんとうに継続的に頑張ってくださっている様子に、感無量でした。

 

札幌市こどもディサービスセンターなごみ 様HPより

 

花育は発達支援の観点からも多くの効果が期待できます。
たとえば、花の茎をスポンジにまっすぐ差す作業は、感覚統合を促すとともに、微細運動のトレーニングにもなります。実際、活動後に子どもの顔色がよくなることもあり、体の内側から刺激されていることが分かります。

また、「どんな生け方も正解」「自分らしく表現していい」という体験を通じて、自己肯定感が育ちます。花育は、個性を尊重しながら子どもの成長を促す、非常に有効な療育手法です。

療育に花を。子どもたちの五感と心を育てるなごみの花育とは

 

 

自分の子供も含め、
私の産んだいのちとこころの花育®やしてきた仕事が、
誰かの役に立っていたこと。
次世代の人材が育って、その次の世代へつながっていっていること。
私がいなくても大丈夫なくらい、それぞれ自立して社会で歩んでいること。
それは私にとって、
孤独な寂しさでもあり、自分が社会人である証、と感じます。

 

 

森直子

 

 

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