最近
施設の代表さんや医療現場の主任さんなど、
すでに現場が職場であり、次世代を育てる役を担う方々へ
花育をご指導させていただくことが多く、
更なる研究をと、
時間のある時に
新しい勉強や以前からの再勉強をしています。
そのような現場指導の方々から教えていただくことは多く、
とても勉強になるとともに、
互いがリスペクトし合えるそんなどちらが上でも下でもない感覚の
講座やレッスン中の活発なやりとりが
たまらなく面白く、うれしい時間となっています。
現在研修を実施している花問屋さんの研修生たちや見学の方といっしょに
北海道「のっぽろりんりん保育室」さんへも伺いました。
こちらの代表はうちで「花育の基礎」を学んだ花育講師でもあります。
感性とは、人の感覚と性質のこと。
幼少期に様々な多数の感覚を
強い刺激ではなく客観的にやさしく体験し、
感覚体験を増やすことは、
子どもの頃覚える唄のように
感性の器が広がり、生涯の宝物になります。
それには
感情刺激ではなく、客観性の提供が大切です。
今日はアトリエでの花育教室の日。
彼女は骨折が治りかけているところで、
不自由な日々がずっと続いています。
同じ空間で、後ろで葉っぱで遊んでいる妹のことも気に留めながら、
それでも落ち着いて集中して、
真剣なお顔で花をいけていたのが印象的でした。
花をいけている最中、虫がいたら、
葉っぱに乗せて、外へ行き、虫を放し
「おうちに返れるといいね」と話す、優しい(=強い)お子さんです。
完成!
夕方お母様からこんなメールが
「実はあのあと、私の運転のせいで、お花を置いてた場所もわるく、せっかく生けたお花の上に🎒カバンが落ちてしまって、。😭💦
少し折れてしまったりして泣かれてしまいました。
でも、先生からお借りした花立てがあったので、そこにお花を全て移して、
いままたおうちでいけなおしました。」
「本当にごめんねって謝ったけどとても悲しそうでした。
でも、お花もこの時間まであの花立てのお水のおかげで生き生きしてました!」
「帰ってきてからまた楽しそうに今度はレモンバーム🍋も入れていけてましたよ✨✨」
泣いたなら、それだけ一生懸命生けた証で、自分を大事にできている証拠で、
何も感じないより、ずっと素晴らしいなと。
「2回できてよかった!」
と彼女はお母様に云ったそうです。
いつもの彼女の感覚の動きから想像するに、なんてお母さん想いなのだろう、と、
見えない彼女の心の動きも感じ、
お母様は彼女に何かあったらいつも前向きになるよう声かけをしている方なので、
「親子で本当に素敵な循環ですね」とお返事しました。
創作中、これはお父さん、これはお母さん、など花に話しかけながらいけていたので、
彼女のいろいろな心のイメージや気持ちも
花に載せていたことを私は知っていました。
花には不可思議な力があり、それは人の情緒を動かします。
「現実を受け入れる力」。
それが、
死生観を持っているという特徴がある「切り花」から私たちがいただく「生きる力」でもあるのです。
森直子










