「誰かのために花をいける」というテーマを考えながら、今年通っている 子どもデイサービス和みさんに2日間連続で伺いました。

 

誰かを想い「想像して創造する」ことは、
自分の感性をフル稼働してしか、できないこと。

誰か自分以外の人のために動き、表現することは、
心のポケットに自己満足ではないようで自己が倍満足するような、余裕と自信を生み出すでしょう。

 

 

社会学者の加藤諦三さんのうつ病についての考察の中に、
誰かのために何かをしようと考えられるようになれば、うつは治る、云々・・・、とおっしゃられていました。

「みんなのお父さんやお母さんのように、花も農家さんが、誰かに愛でられますように、誰かといっしょに元気で暮らせますように、と種から育てた花たちなんだよ」と伝えながら、

メッセージといっしょに表現された切り花たちは、

人も花もエネルギーに満ち、気も循環し、生き生きと元気に咲いていました。

 

「花で元気プロジェクト」 と名付け、老人福祉施設や親子、子供さんたちのところへ、
農林水産省より北海道花き推進協議会の支援により開催できています。

 

いのちとこころの花育のライフワークは、本当にたくさんの関わっていただいた皆さんのおかげさまで、来年で19年目を迎え、続いています。そして来年も続きます。

2来期2022年どの花育のご希望がございましたら、北海道内限定ではございますが、
お気軽に、12月25日くらいまでに、ぜひ、こちらからご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

花作品は、最初から芸術だったわけではなく、
生きものといっしょに、植物といっしょに暮らし、自己表現をし、生き物を愛で、それが、しいては芸術とも呼ばれ、哲学的要素にも、技術も発展してゆく経緯になったのだと考えています。

 

未来ある子供達には、枝葉でなく本質である、まだ発展進化していない、中心の幹から学んでほしいと花育では考えています。

それは、命の根っこの感覚を育むと勝手に想い続け、ひとりひとり、に直に会いに、18年現場を回ってきたんだなあと、
自分の幹の年輪を感じていました。

 

 

明後日は、札幌市の児童ディサービス 午前・午後の2か所、ペン具アートさんへ行ってきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森直子

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